2011年7月31日日曜日

スマホ比較 Desire vs Xperia arc

前機種のhTc Desire(X06HT)とSonyEricsson Xperia arc(SO-01C)をスペック比較してみる。
hTc Desire

・サイズ:約60×119×11.9mm/約135g
・CPU:1GHz Qualcomm® QSD8250 Snapdragon®
・メモリ:ROM512MB RAM576MB
・ディスプレイ:約3.7インチWVGA/有機EL(最大6万色) 480*800
・カメラ:有効画素数約500万画素(CMOS AF LEDフラッシュ
・外部接続:Bluetooth®(Ver.2.1 + EDR)、無線LAN(IEEE802.11b/g)、microUSB
・連続待受時間:約406時間(3G)、約308時間(GSM
・連続通話時間:約390分(3G)、約310分(GSM
・OS:Android2.2(2011/7/31現在)

SonyEricsson Xperia arc

・サイズ:約125mm×約63mm×約10.9mm(最薄部 約8.7mm)/約118g
・CPU:MSM8255 1GHz
・メモリ:ROM1GB RAM512MB
・ディスプレイ:4.2インチフルワイドVGA/TFT(16,777,216色) 480*854
・カメラ:有効画素数約810万画素(CMOS)/AF・顔認識・手ぶれ防止・自動シーンセレクションなど
・外部接続:Bluetooth®(Ver.2.1 + EDR)、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、microUSB、HDMI端子、
・連続待受時間:約400時間(3G)、約270時間(GSM
・連続通話時間:約340分(3G)、約390分(GSM
・OS:Android2.3.3(2011/7/31現在)


スペック上の数字では極端に違うところは無い。ROM(内部ストレージ)容量と無線LAN802.11n規格対応、HDMI端子、カメラのスペックや液晶解像度、軽さなどはXperiaに分がある。特にストレージ容量が倍になったのは非常に大きい。ソフトが結局肥大化していくので、Desireではかなりインストールするソフトを絞り込まなければならない。

ソフトウェアについては、XperiaとDesireでは比較にならないくらいの量。どちらも使う上で最低限必要なものはインストールされている。

デザインも、おそらく一般受けがいいのはXperiaだろう。この辺はSONYという会社の拘りみたいなもの。ストラップホールが何気にあるのもありがたい。

ここまでの文面なら、どう考えたってXperiaの圧勝・Desireなんて論外と思われる方も多いかと思う。そもそも大多数の人は"hTc?どこのメーカー?" "日立製?"と思ってしまうだろうし、それほどブランドイメージというものは大きい。

しかしXperia arcに機種変更して1週間使ってみたんだが、スペックに現れない部分での使い勝手というのが個人的にどうにもいただけない。当然個人差はあるのであくまで個人の感想でしか無いが、
・電源ボタンが押しにくい
・タッチパネルの感度がかなり悪い
・2chブラウザ程度の読み込みでかなり待たされることがある(「応答していません」メッセージ表示)
というのが非常に気になる。

自分でインストールしたソフトはDesireとXperia arcとでは殆ど違わないのだが、どうもXperiaの方が動作に引っかかりを感じる。CPUやRAMに大きな違いは無いはずなのだが、やはり多量のプリインストールアプリ(しかも常駐?)がメモリを圧迫しているのだろうか。タッチパネルの感度については、ソフト的なもの(ファームウェア)で改善されるのなら対処をして欲しいところ。

あと、スマホをPC的な要素でも使うのであればやはりトラックポインタはあってもいい。タッチパネルの感度が悪い機種なら尚更。DesireのトラックポイントやHT-03Aのトラックボールが何故なくなってしまったのだろうか…

恐らく上記のような感想を持つのは非常に少数派であろう事は認識している。普通にフィーチャーフォンの延長線上で使うのであれば、また初めてのスマホであればXperiaのほうがとっつきやすいだろうし、見た目的にも受け入れられやすいだろう。
ただ、ある程度使い込むのであれば、目に見えない部分での使いやすさというのが非常に大きなファクターになり得る。「シンプル・イズ・ベスト」という言葉もあるし、独自アプリにこだわらないで素のOSの機能をフルに生かす使い方もあってはいいのではないか?と。残念ながら、キャリア端末ではその選択肢は殆どないのが現状ではあるが。

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