2021年6月20日日曜日

3代目ジョグシューズ

HANZO Uが600kkm超えてクッションがだいぶヘタってきたので、3代目のジョグシューズを新規購入。

asics GT-1000 10



ここ数年NIKE一強のイメージが強くなってしまって元気がないが、定番モデルならそう外れは無い!という信頼感のもと、asicsを選択。

GT-1000自体はド定番のGT-2000の下位モデルという立ち位置のシューズだけど、優位点はそこそこある。

・踵のホールド感抜群

・GT-2000やカヤノ程がちがちに固められてないので、ある程度の柔軟性と軽さがある

・安い(GT-2000の2/3の定価)

・保護性は上位モデルより若干劣るが、十分に確保された安定性


特に踵のホールドは相当いい。ほかのシューズよりも作りが狭めなのか、ごっついヒールカウンターでなくともしっかりとホールドされる(ごつくはないけど、踵はしっかりと芯材入っている。海外メーカーの一部にある踵ふにゃふにゃな代物ではない)。GT-1000の一番の美点はここだと思う。

サイズは25.0の2E。甲高の足でも問題無し。

ヒール部のソールはジョグシューズらしく厚い。特徴的なのはGELが路面に近い側に配置されていること。たぶん、路面からのダイレクトな衝撃を近い側のGELで受け止めるということなのだろう。ガッツリ踵から着地する人にとってはありがたいかも。ただ、外側のアウトソールの摩耗が早い人だと、GELがむき出しになるのか…


ミッドソールはフライトフォーム。最近流行りの反発系素材ではない。個人的に今回は疲労抜きのジョグで使いたいため、むしろ変に反発強くないほうが良いと考えたのでBlastフォームは避けた。FFプロペルでもいいんだけど、この辺はコストとの兼ね合いかな?

クッションはそれなりに厚いので、ある程度は担保されている。ちなみに前足部にはGELは入っていない。

 

アウトソール。トラスティックは真ん中に入っているが、GT-2000程ゴツくはない。結果としてフラットソールになっている。

最近はフラットソールがトレンドになっている感はある。シャンクの反発がない分はミッドソールの反発系素材で補うというのが最近の流れ?

個人的に、ジョグシューズでシャンクがゴツイと疲れたまってきたときに中足部が痛み出すので、足の保護という点ではフラットソールのほうがいい気がする。その分捻じれ剛性は少し落ちると思われるが。


デザインで気になるのは、内側のアシックスラインがかなり安っぽいところ。これでは中足部のホールドはあまり期待できないし、見た目も…。せめて外側のラインと同じ質感で作ってくれれば。


で、数日履いてみた感想。

大体購入前の想像通りといってよかった。安くても安定性・クッション性など足の保護性に関しては優秀。

試し履きしたときに、ガイドソール的な前足部の「カクッ」とする感じがあった(実際、若干前足部が反っている)けど、走ってみたらさほど違和感はなかった。

見た目のわりにはヘビー級というわけでもないので、ジョグペースなら快適に走れる。ロングジョグや疲労抜きジョグに活用したい。


購入後に気になったのは2点。

・シューレースが値段相応。ひもの締め方によっては足痛くなるかも

・アウトソールが想定外に削れる。特に屈曲溝の境目

シューレースは替えればいいのでどうでもいいけど、アウトソールの減りはちょっと心配だなぁ。

あと、踵部のGELは私にはいらないかも(^_^;) フォアフットを意識しているわけではなく、できるだけフラットに接地するよう心掛けている(できているかは不明)せいか、最近踵部の摩耗は少なくなっている。なので、あまり踵に重心が乗っていないということ。まあ、疲れて腰が落ちる⇒重心が踵寄りになった時の保険として。

 

さあ、走るぞ!

(最近業務でのストレスがかなり増えてきて心身に悪影響を与えているのをひしひしと感じているので、悪いことは忘れたい)