2011年10月21日金曜日

HTC Desire 公式2.3.3アップデート&root取得

HTCから開発用の公式2.3ROMが配布されて2ヶ月になるので、アップデートをしてみた。

こんなことする人なら当然わかっているとは思うけど、全て"自己責任で"行う事!
俺は一切の責任を負わないものとする。最悪文鎮化やパケット青天井になるリスクを承知の上で行う事!不明な点は各自でググる&英語を読めば大概の事は解決できるはず。

以下その手順(作業PCはWindows7)↓

1. HTC Sync を予めインストールしておく(USBドライバも)

2. http://htcdev.com/devcenter/downloads より HTC Desire Android 2.3 Upgrade をダウンロードする

3. HTC_Desire_Android_2.3_Upgrade.rar を適当なディレクトリに展開する

4. 展開したディレクトリ内の HTC Desire Android 2.3 Upgrade.zip を展開する

5. PCのスタンバイ・サスペンド・休止状態を無効にしておく

6. Desireのスクロールロックを無効にしておく

7. Desireを通常起動した状態でPCに接続する。この時HTC Sync上でDesireが認識されている事を確認。接続モードは"HTC Sync"で

8.展開したディレクトリ内の RUU_HTC Desire Android 2.3 Upgrade (Gingerbread).exe ファイルを管理者権限で実行する


以上。
肝は「HTC Sync上でDesireが認識されている状態である」点と「PCとの接続時は通常起動である」という点。リカバリーモード(ブートローダ画面)で接続して何度エラーで弾かれた事か…。

尚、ROMの書き換えになるので端末のデータはすべて初期化される。アプリの状態などは保存されないので必要であれば事前にバックアップを取得しておく事(当たり前だが)。当然GoogleやらTwitterのアカウント情報なども初期化されるので、ご注意を。

俺はアップデートの前にSIMロックを解除(方法はググればいくらでも見つかるので割愛)しているので、SoftbankのSIMがそのまま通話・3G通信で使えるかは不明(APN情報バックアップしていなかったら…どうなっても知らないよ)。



次にroot権限取得の巻。
公式2.1~2.2であれば、HBOOTやRadioを弄くっていなければunrevoked叩けば一発で終了するのだが、Version 3.32,3.22ではそれぞれエラー・ハングアップでうまくいかない。たぶんHBOOTのバージョンあたりの整合性が取れないんだろうが、そこまで解析する気は無いので別手段にて。
で、以下に手順↓

1. http://revolutionary.io/ から revolutionary-0.4pre4.zip をダウンロードする(Linux版もあり)

2. その際、PCのOS・デバイスの種類・HBOOTのバージョン・デバイスのシリアルナンバーを訊かれるので選択&入力し、発行されたBeta Keyをブラウザ上でコピーして保存しておく

3. ダウンロードしたzipファイルを解凍し、revolutionary.exe を実行する

4. プロンプト上で先に取得したBeta Keyを訪ねられるので、入力してEnter

5. その後1~2カ所くらいYes/noの選択を訊かれるので、yesを入力→Enter

6. 後は放っておけば終了。念のたアプリが終了したらDesireを再起動。これでS-OFF状態に

7. http://forum.xda-developers.com/attachment.php?attachmentid=670828&d=1311991644 より su-2.3.6.3-efgh-signed.zip をダウンロードし、Desireの /sdcard にコピー

8. Desireをリカバリモードで再起動・7.でコピーしたzipからインストール

9. Desireのアプリ一覧に"Superuser"が表示されていればおk。

こんなところ。